毒って
毒状態のデメリットってHPが減ることなんですけど
実は結構メリットもありますよね。
と最近思いました。
一つは他の状態異常にならないこと。
相手によって行動を阻害される確率がぐっと減ります。これは意外に大きい。
例えば、爆破+追撃とかで決定力を出す場合
追撃するポケが眠ったり麻痺して後攻になったりすると
爆破すら仕掛けられなくなってしまって、結果回復が無いことが多い爆破ポケが先に倒れてしまいます。
だから追撃ポケは常に麻痺や眠りのリスクを場に出る時に考えないといけないんですけど
毒状態になっていれば追撃できることがほぼ約束されているから
遠慮なく場に出していくことができます。
あと意外に知られていないのっかな、と思うのが毒の判定順です。
毒のダメージ判定って自分の行動後かつ相手の行動前なんですよね。
それと相手を倒したターンは毒の判定がありません。
なので
1:こらきし、こらじたは毒だけでは防げない
2:自分の行動後毒で倒れた場合、相手の後攻ターンをカットする。
っていうデメリット解消とメリットがあります。
特に2は大きくて
Aのこうげき! Bの HP 90→ 6 Aは毒のダメージを受けている! Aの HP 16→ 0 Aは倒れた。。 トレーナーはCを繰り出した! BはたべのこしでHPを回復 Cのこうげき! Cの HP 23→ 0
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こちらの攻撃(相手耐える)→毒のダメージで味方瀕死→相手ターンカット
→味方の先手追撃
と2回連続で攻撃することができます。(爆破による相手ターンのカットと同じ仕様)
これで通常倒せないポケを倒せたり…レアケースですけど><
でも、こう考えると意外と毒って浴びてもいいんじゃない?と最近思ってきました。
ポケモンって自分が倒れるよりも先に相手を倒すゲームだから
毒と相手の攻撃よりも早いこちらの決定力があるなら問題ないんですよね。
追記
でも、もちろん、致命的な毒というのもあります。
典型的なのが55寝言サンダーに対するハピナス。
毒が入った瞬間にもう受けとしては機能しにくくなります。
サンダー側も突破にかなりのコスト(主にPP)を費やすので、その差で勝てるなら良いんですけど
タイマンになってしまうと毒が入ったハピナスはサンダーを受けられません。
良く似たところでは、カビに対するポリゴン2とかお天気に対するスターミーとかでしょうか。
どんな技もそうですけど、受けることのメリットとデメリットを正確に把握しておきたいなぁと思います。
でも、なかなか対戦中に全てのメリットデメリットを把握して比較するのって難しいですね><