太鼓カビについて

55カビゴン(捨て身タックル、地震、腹太鼓、電磁砲@食べ残し)
色々考えたけどこれが最強な気がしてきました。
残飯守る無道を強引に突破するために電磁砲+太鼓捨て身。
ゲンガームウマフォレパルリキカビ梨も麻痺で終わり。
基本的には場に出して電磁砲打ってれば強い。
問題はこちらが状態異常を貰ってしまうことですが
これは取り巻きを状態異常に強くすることで回避。
場合によっては特殊受けすら50に任せる。
具体的には無道梨ハピ☆ヘラなどを入れたい。
カビゴンの役割は無いと言って良いでしょう。
基本的には潰しのみです。
でも、55カビは例えばガラなどのアタッカーに比べてすごく場に出しやすいので便利ですね。


正直な話ですが、私は太鼓カビありルールに肯定的ではありません。
その理由は主にブラッキーなどの私が好きなポケが使いにくくなるからです(笑
というとすごく個人的な理由になってしまいますね><
でも、一応全体的な視点からも良くないと思っています。
もちろん個人的に良く思っていない、からこそ出てくる意見なのですけれど。


太鼓カビありのルールは太鼓カビ無しのルールに比べて、相手ポケに対する制限が大きいと言えます。
カビゴン圧力の強い子、しかも甘えるを中心とした流しではなく、決定力を持つ子
が必要とされるからですね。
実は95技を使ってカビゴンのHPを4分の1以上削るのは相当大変です。
50スターミーやサンダースで乱数。
120技を使えばダメージ分布的にはそれなりに安定はしますが
雷を2発連続で当てることがどこまで安定なのかは私には疑問です。


というわけで、太鼓カビが居なかったルールに比べてはるかに6匹のポケモンの選択がシビアになります。
対カビ圧力は、もちろん太鼓無しルールにおいても考えなくてはいけないことなのですけれど
太鼓は対カビ圧力の一つ、甘えるに非常に強くなってしまいました。
しかも身代わりとは違い、サブウエポンを入れるスペースがあるために
甘えるポケで流そうとして太鼓だった時のリスクが身代わりに比べて大きく違いますよね。
つまりは、結果的に6匹に入れるポケを非常に制限すると言えると思います。
それはカビによる他のポケの淘汰です。


太鼓無しルールが基準になっていた現在の金銀でも
すでに「カビゲー過ぎて代り映えがしない」「ポケモンの強弱が極端」
という批判が出ています。(☆ageha,2009 Star Fruits Surf Rider
これは基本的には金銀が成熟している証ではあるんですけれど、
ポケモンが対戦ゲームである以上、面白さというものは常に考えなくてはいけないと私は思っています。
成熟することで面白くなくなるのなら、成熟しない方がマシと言うと反論がいっぱい来そうですね(笑
でも、太鼓カビは、多くのポケを淘汰してしまい
やはりこれらの「面白くない」要素を加速する恐れがあると私は思っているので
それは金銀対戦においてマイナスなのではないかな、とそう思うわけです。


とはいえ、大会自体は面白そうですし、観戦者として楽しみたいと思います(笑
一応、ちょびっとだけお手伝いをさせてもらうかも知れません><
ただ、日常の対戦まで太鼓カビが現れるようにはなって欲しくないなぁ。と思います。